仏前挙式は先祖代々のご先祖様を大切に思い仏教のしきたりのもと、受け継がれた自分の命が廻りによって生かされている事を感謝する意味も持ちます。
つまり両家のご先祖様の宗派や家系を確認しておくことが重要になります。
本人同士の考えだけで仏前式挙式を行う事は難しく、親戚やご両親の協力なくしては成立しません。
日本古来の伝統芸能の一族であれば馴染みのある挙式ではありますが、通常のウエディングとは全く違うものです。
そのため体験したこともない参列者の多く参加することになるため、印象が強く残ります。
両親やご親戚そして参列してくれる方々にとっても末永く印象に残る大切な結婚式になってくれます。
失敗しないためにもしっかりとした下準備をしておくことです。
夫になる方、妻となる方のご先祖様がどういった方でどのようなご活躍をされ、貢献尽力されてきたかは必ず調べてください。
とても意外な発見を見つける事が出来て、ご先祖様に感謝して式を挙げることの大切さ深さを知ることができます。
仏前式の挙式は、仏様の前で執り行うスタイルの結婚式です。
日本では、神前式と並んで古くから行われてきました。
「因縁」という仏教の教えに基づいて、2人が結婚することは前世からの因縁であり、先祖の慈悲によるものと考えます。
仏様やご先祖さまへの報告と、来世までの結びつきを誓うのが特徴です。
仏前式の挙式は、一般的に寺院で執り行われます。
新郎新婦どちらかの宗派のお寺、もしくは家族や親族にゆかりのあるお寺を選ぶのが基本です。
また、僧侶を自宅に招いて自宅の仏壇の前で執り行うこともできます。
挙式参列ゲストは、家族や親族のみが原則です。
近年では友人の参列を許可しているお寺も増えているので、友人の参列も希望する場合は、式場を探す際に予め確認しておくことをおすすめします。
他の挙式と異なる持ち物として特徴的なのが、数珠が必要である点です。
参列者に招待状を送る際には、当日数珠を持参するようお願いするメッセージを添えるようにしましょう。
◎2020/12/8
セレモニーの種類や選び方
の情報を更新しました。
◎2020/8/24
仏前式における数珠の役割
の情報を更新しました。
◎2020/6/8
仏前式挙式を行なう場所
の情報を更新しました。
◎2020/05/29
サイト公開しました